ビニール袋とダンボール箱

野良猫を保護した際や飼い猫がお外に出てしまったとき
猫に少し元気がなく、その原因として低体温になっている場合があります。
特に冬場はその可能性が非常に高まるので、対処法はぜひ知っていると良いでしょう。

動物病院へ連れていくのが一番ですが、軽度の低体温の場合はご家庭にあるもので
簡単に応急処置が可能です。

子猫の場合は「ビニール袋」成猫の場合は「湯たんぽとダンボール箱」
簡単に低体温への応急処置が行えます。

猫が低体温かどうかを簡単に判別する方法

猫が低体温かどうかを判別するために、実はすごく簡単な方法があります。
それは「猫の胴体を触ること」だけです。

猫は基本的に人間より体温が高い動物です。
猫の体温は「39度前後」と言われています。
これは猫の胴体の基本体温です。

つまり、猫の胴体を(風邪を引いてない健康な状態の)人間が触ったときに
「あれ、冷たい・・・」と感じればそれは猫が低体温になっている証拠になります。

それでは猫の簡単な低体温の判別方法がわかったうえで、
ご家庭にあるもので簡単に出来る応急処置方法をご紹介しましょう。

子猫の場合は「ビニール袋」で体温を上げる

ビニール袋に入っている猫

まず前提として猫は基本的に濡れることを大変嫌う傾向にあります。
また温めたいからといって、直接お風呂に入れてしまうと乾かしたときに
逆に冷えてしまい、低体温症が悪化してしまう可能性があります。

そのため子猫の場合は「ビニール袋」に入れて温める方法が良いでしょう。
ではその手順をご紹介します。

①洗面器を用意し、子猫を入れても溢れない程度に38度のお湯を入れます。

②スーパーで貰えるようなビニール袋を用意し、タオルを入れます。

③タオルを入れてあるスーパーの袋に、子猫を入れます。

④10分~20分程度様子見をしながら、子猫の体を触ってあげてください。

⑤体を触ってみて、温かいと感じれば応急処置は終わりです。

応急処置を終えてからも、すぐに安心しないでください。
何時間か様子見をしながら、猫が元気になったかどうかを確かめてあげてくださいね。
それでは次はビニール袋に入らない大きさの成猫の場合の方法を説明します。

成猫の場合は「湯たんぽ」と「ダンボール箱」で体温を上げる

ダンボール箱に入っている猫

ビニール袋に入りきらない大きさの成猫の場合には、子猫とは別の方法で
体温を上げてあげる必要があります。

その方法として「湯たんぽ」と「ダンボール箱」があれば簡単に応急処置が行えます。
※湯たんぽが用意出来ない場合は、空のペットボトルにお湯を入れたり
カイロで代用することも可能です。

①まず猫が入る大きさのダンボール箱を用意します。

②猫の足先やおしり、背中にかけて湯たんぽを配置します。

③用意が出来たダンボール箱に猫を入れてあげましょう。

④温かい空気が逃げないように、箱を覆うようにタオルを掛けます。

⑤30分ほど様子見をしながら、暖かくなっていれば応急処置は終わりです。

こちらも子猫と同様に、応急処置を終えてからすぐに安心することはせず
少しの間、様子見をしてあげましょう。

応急処置を行っても猫の元気が出ない場合

上記でご紹介した方法で低体温の症状は改善がみられると思いますが
それでも低体温が治らない場合や、低体温が治っても元気が出ない場合は
原因が別の場所にある可能性があります。

その場合は、出来るだけ速やかに動物病院で診てもらいましょう。
応急処置はあくまで軽度の低体温を治すための方法です。

大事な猫が大変なことになる前に、診断してもらうことが大切です。

まとめ

さて今回は、猫が低体温になった場合の子猫と成猫のパターン別に
応急処置の方法をご紹介しました。

これから季節も秋に差し掛かり、段々と寒くなってきます。
寒くなればなるほど、低体温の症状で猫の元気がなくなってしまう可能性が
高くなります。

事前に対策を知っておくと、実際に起きたときにも対処しやすいでしょう。
また応急処置は簡単なのでぜひ実践してみてくださいね。